ハスラーターボの試乗レポート、フル加速

スズキ・ハスラーのエンジンサウンドと運転席チェック

ハスラーのエクステリア&インテリアチェックを済ませ(詳細は、【ハスラー試乗レポート1】をご覧ください)、試乗へ。前回もお伝えした通り今回試乗するのはハスラーの最上位グレードである"X"のターボ車(CVT)です。

 

"X"のターボ車はハスラーのモデルの中でも最上位となるグレードです。価格も乗り出し価格は180万円近くになってしまいます。

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軽自動車だし・・・と思っていると思いのほか高い車なのですが、実際に乗ってみてその価格にあった車なのか、調査してきました。(私なら、中古で買うかも知れません・・→中古で買うならココを使うと楽

 

ハスラー 試乗

エンジン始動はハンドル右側のプッシュスタートボタンから行います。軽自動車でも標準的な装備となってきたプッシュスタートですが、このハスラーでも中間グレード"G"と"X"には標準装備されています。

 

ブレーキを踏みながら軽くボタンを押すと、非常に静かにエンジンが始動しハンドルに振動が伝わってきました。非常に静かビックリしてしまい、窓を開けて改めてエンジン始動音を聞いてみると確かに静かです。ターボだからどうなんだろう?とか思っていたのですが、特にうるさいということはなさそうです。
さすがに真夜中にかけたら近所中に音が響くことになりますが、他の車と比べたら圧倒的に低いです。許容範囲内というところでしょうか。

 

ハスラー 試乗

次にシートとミラー位置を合わせます。シートはレバーで位置変更を行うタイプですが、ハイトアジャスター付きで色んな人が運転しやすいよう設定が可能です。
シートを合わせて顔を上げるととにかく前方視界が広い!立てられたフロントガラスで横方面もボディサイズギリギリまでスクエアに広げられているためサイズ以上に広く感じてしまいます。ペーパードライバーで運転に自信が無い方でも、復帰第1号車として最適な車になるでしょう。

 

しかし剛性感を増すためかサイドピラー(Aピラー)は若干太めに作られています。この辺りは舗装道を走る事を想定したハイトールワゴン型の軽自動車にどうしても劣ってしまう部分になるでしょう。

 

動き出し〜坂道

ブレーキペダル横のパーキングブレーキを強く踏んで解除し、ブレーキペダルを少しずつ離していくと思ったより進みます。比較的クリープが強い印象です。ボディが軽いということもあるかもしれませんが、同じCVTで以前所有していたプリウスと比べるよりも進みます。営業マン曰くハスラーの特長だそうです。信号待ちからの再出発時は、クリープからゆっくりアクセルを踏んで行っても十分引っ張ってくれそうなので、エコドライブに貢献するでしょう。

 

ディーラーを出てすぐにそこそこ急な坂道を上ります。
坂道に入ったところで安全を確認したうえでキックダウンをしてみると、なかなか加速しません。感覚的には3秒ほど(実質2秒くらい?)経ってからでしょうか、グワンという感じとともにフロントの方から引っ張られる感覚があってぐんぐん上っていきます。
軽自動車でフル加速するのは初めての経験だったのですが、「あれ、意外に上るものだな」という印象でした。他の軽自動車ターボとの比較が出来ないのは申し訳ないのですが、坂道で引っ張られる感覚は1.5L車にも劣らないと感じました。

 

ただし手放しで喜べないのはアクセルを踏み込んでからのタイムラグ。
ターボラグという問題ではなく、営業マンはCVTの特性上の問題と言っておりMTやATとは異なるフィーリングとなります。ラグがあるからダメかといえばそこまで切羽詰った人が乗る車でもないので問題はありませんが、私は人と車が一体となる感覚を重要視しており、その点で踏んでからすぐに反応しないエンジン・ミッションは残念でなりません。

 

幹線道路に戻り交差点の右左折を繰り返しましたが、ハンドルのフィーリングとしては「非常に軽い」という言葉に尽きます。表現するならば、「フワフワ」が当てはまるくらいで、楽に運転ができます。

 

車との一体感を楽しみたい人であれば、ハンドルの感触は軽いですし足回りは非常に柔らかいため路面からのインフォメーションも感じません。
専門家の中では足回りが面白いという意見がありましたが、私個人的な意見は違います。ハスラーという変わった車だから期待もしましたが、そこは通常の軽自動車と大きく変わりはないようですね。

 

「遊べる軽」とはあくまで「レジャーを引き立ててくれる軽」です。車に趣向性を求めてハスラーを検討している方は、あくまでハスラーはレジャーの脇役である事を忘れてはいけません。

 

ハスラーの燃費とエコ機能

エコ機能はスズキのエコ機能であるエネチャージが搭載されています。
坂を下るときなどアクセルを踏まない間はリチウム電池に回生して充電を行い、アイドリングストップでエンジンが止まったタイミングに電池から放電させオーディオやエアコン等の電力として使用します。それをメーター内で「青=無充電、緑=最小限の発電、白=充電」とカラー表示で知らせて直感的に分かるため、燃費向上に貢献します。

ハスラー 試乗 ハスラー 試乗 ハスラー 試乗

走行中は視界の下部分でメーター内で光っているのが分かります。ちょうどハンドルの上端と中心の間の隙間からカラーが見える感じで、意識しなくても目に入ってきます。

 

一通り試乗を終わらせてディーラーに到着しました。停車させてエンジンを切ったところであることに気づきます。エンジンを切る前に燃費を見ておくのを忘れてしまいたのです。エンジンをかけなおしてメーター内のモニターに出た平均燃費を見ると「9.7km/L」の表示です。
まさか・・・!と思いましたが、どうやらこれは給油から今までのトータルの燃費が表示されており、ディーラー内でアイドリング状態にしている時も含まれているとのこと。実際はカタログ燃費の0.6掛けで16km/L前後になることが多いそうです。
それでも、そんなものかという印象です。ターボ車ということもありますが、そこまで燃費が良いという事はないみたいですね。

 

ハスラー試乗の総評

車に「乗る楽しさ」を求める私にとって、乗り味は残念という印象でしたがパワートレインについては驚きでした。いくら軽自動車とは言ってもターボの力侮る無かれ、坂道でぐいぐい引っ張っていく力強さはあります。スペック上は3気筒0.66L、64馬力と非力この上無いのですが、810kgというボディの軽さがそれを帳消しに。下手な1.2Lなどのノンターボ登録車よりも力に余裕はあるでしょう。
維持費や購入価格は他の軽自動車と比べて若干高いですが、パワフルさは一級品で装備も十分付いています。それを考えればハスラーのターボ車はむしろかなりお得ではないかと思います。

 

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と、話がそれてしまいました(汗)

上にもあげましたが試乗で気になったのは2点。キックダウン時のタイムラグとふわふわしたハンドリング感覚です。これは好みの問題で、私は厳しく書きましたが気にしない人にとっては気にしない程度の事ですのでスル―して下さい。

 

ハスラーターボを降りた後はノンターボ車の試乗も行いました。記事にしてあるので、是非ターボと比較してください。
【ハスラー試乗レポート3】ノンターボ車とターボ車の違い

 

ページ更新日:2016/12/05 12:45:06


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