カローラフィールダーHVの試乗、燃費

フィールダーHVのハイブリッドシステムをチェック

フィールダー 試乗

キーを回しても音がせず「本当に動くのか?」という疑念を抱きますが、メーター内モニターの「READY」という文字を信じて恐る恐るギアをドライブに入れてハンドブレーキを引き、ゆっくりフットブレーキを離していくとモーターの「キーン」という音と共に車がゆっくり発進します。

以前プリウスを運転していたときも確かに音はしませんでしたが、慣れないと気持ち悪い感じです。すぐに慣れるとは思いますが、初めてハイブリッドカーを運転するという人は違和感を感じるでしょう。

 

発進してすぐに信号に先頭で止まります。そこから青になった瞬間普通に発進する程度にアクセルを踏み込むと暫くモーターで動き、その後エンジンが始動します。いずれも他のハイブリッドと変わりませんが、比較的モーターで走る時間が長いなという印象はあります。少なくともプリウスよりモーターで走ってくれます。

「えっ、まだエンジン回らないの?」と思いながらしばらくすると振動とともにエンジンが回る感じです。アクアと全く同じハイブリッドシステムを使用しているため、130kg車重の重いフィールダーハイブリッドには辛いのでは?と思っていたのですが、そのようなことはなくモーターの力でスーッと走っていきます。

 

モーター走行からエンジン走行への切り替え時の違和感などは無く、非常にスムースに切り替わります。トルクはモーターの方が強いため切り替え時に加速が鈍る感覚が若干ありますが、普通にアクセルを踏んで加速するいる分にはストレスに感じません。

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フィールダーは運転がしやすい?

フィールダー 試乗

走行中、サイドミラーを見ると鏡が大きいため見える範囲が大きくなり確認しやすいです。右左折する際には死角をチェックするために目視を行いますが、これだけでミラーが大きければ目視もいらないのでは?(←それでも絶対に行いましょう)とすら思わせる程です。だからといって外から見たときにミラーの大きさが気になるという程でもないので、デザインと使い勝手のバランスがよく取られていますね。

 

足回りはカローラらしく非常にやわらかく乗り心地の良いセッティングです。路面のつなぎ目を走ってもほとんどショックを感じないため長時間の走行も疲れにくいでしょう。

ハンドリングも柔らかく、力を入れなくてもすっとハンドルが曲がるため非常に楽です。反面、軽い力でユラユラとハンドルが回るため応答性が悪く、直観的な操作にレスポンスが無いという点で運転する楽しみはイマイチです。

ECOモードとEVモードを試す

フィールダー 試乗

少し走ったところでハンドブレーキ下の走行モードスイッチを押してみます。ECOモード(低燃費走行モード)とEVモード(電気走行モード)の2つから選ぶことができます。

 

まずはエコモードで走ってみます。これは燃費優先の走行モードで、アクセルや装備への電源供給などを省エネモードにしてなるべくガソリンを使わないようにする装備です。信号待ちの際に「ECOモードボタンを」押すとメーター内に「ECO MODE」の表示がされて、その後アクセルを踏んでみると、アクセルへのレスポンスが明確に変わり、非常に鈍くなりました。
いくら踏んでもけだるそうに加速していきます。強めに踏むとノーマルモードよりも激しくエンジンが鳴りますがその割に加速もしません。とにかくローパワーにしてガソリンを使わないように使わないようにとしているのがよくわかりました。

 

次にEVモードを試します。EVモードは一切エンジンを使わず電気を使用するモードです。
静かに、振動もなく発進を行いますが、モーター走行は強いトルクが発生するためエコモードよりも力強く車が動き出します。しかし速度制限があり、30km/hを超えるとEVモードが勝手に切れます。使うタイミングとしては信号待ちの時、ガソリンエンジンに0km/hからの発進負荷をかけないようにして燃費を稼いだり、夜道で静かな住宅街を走るときに使うと効果的でしょう。

 

また、若干ですが以前私が運転していたプリウスよりもモーターの「キーン」という音が大きいため、狭い道でモーター走行をしても人に気づかれやすく、事故のリスクが低いかなと思いました。今までモーター走行で接触事故になりそうだったケースは何度もあるため、個人的にはモーター音が大きいのはうれしいことです。

メーター液晶と実燃費

メーター液晶表示

フィールダー 試乗

走行中、メーター右下のカラー液晶は操作が可能です。

 

現在までの走行状況を表示するモード、走行中の動力をリアルタイムで表示するモード、デジタルスピードメーター、燃料計、燃費ランキング、設定の表示があります。※「設定」は走行中操作できません。

 

フィールダー 試乗 フィールダー 試乗
フィールダー 試乗 フィールダー 試乗

どれも色が鮮明で、文字の大きさにアクセントがあるのでチラッと見ただけでも欲しい情報にすぐに目が行きます。ランキングなんかもあるので、楽しく燃費走行を追求できますね。それにしても、29.9km/Lなんてどうやって出したのでしょうか・・・

 

走行終了、燃費計測

フィールダー 試乗

始終渋滞気味で、帰りは20km弱の道を1時間かけて走りました。
その上アップダウンの多い地区であることや試乗の日が季節外れに暑い日だったためエアコンも強めにかけ、オーディオもONにして、燃費的にはかなりのシビアコンディションでも平均燃費は23.2km/Lという表示です。カタログ燃費が33.0km/Lで実燃費はカタログ値の0.6掛けと言われています(33.0の0.6掛けは19.8km/L)が、その値よりも大幅に高い数値となり驚きました。

 

何度も言いますが、かなりシビアコンディションでした。その上試乗テストなので坂道での急加速も行いましたし、高速道路でキックダウンも行いました。それでも23.2km/Lを出すというのは非常に感動しました。
同じハイブリッドシステムを搭載しつつ車重が軽いアクアの実際の平均燃費とも劣らない燃費性能です。その圧倒的な燃費性能に加えてカローラフィールダーHV試乗レポート1で紹介した使い勝手の良さもあります。価格は200万円前後と車全体でみれば安く、コストパフォーマンスの非常に高いクルマであると言えます。

 

唯一足りないのは、質感でしょうか。価格並みではあるものの、やはり質素感は否めません。ただ、それもカローラのアイデンティティですので否定することもナンセンスです。価格相応の質感かつ価格以上の使い勝手を用意した車で十分なのかもしれません。

 

購入を検討中の方は、以下の記事もお読みください。

>>カローラフィールダーHVの新車を40万円安く購入するには?

ページ更新日:2016/12/06 12:15:27


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カローラフィールダーハイブリッド試乗レポート一覧

 

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